- 車の修理代が高いので自分で何とかしたい
- 車の深いヘコミ傷を補修する方法が知りたい
- 自分で車の施工するのが不安
という方へ
こんにちは!kikicoです。
車の修理って、傷の場所によってはパーツを全部取り替えなければならなくてとっても費用がかかってしまいますよね。

うちも実家の13年目の車の深い傷の修理に20万以上の見積もりが出てしまいました。
そこで、夫が自ら「厚塗りパテ」と「アルミホイル」を使って補修をしてくれたので修理方法をご紹介したいと思います。
車の補修、自分で何とかしたい!と思っている方の参考になれば幸いです。
補修に使う材料
こちらが今回補修する傷です。


そして補修に使用した材料はこちらになります。


- アルミホイル
- グルーガン
- 厚塗りパテ(ボデーパテ)
- 薄塗りパテ(Holtsの薄付けパテ)
- ヤスリ(マウスサンダー120、240番と手作業400,600,1000,1400番など手元にあったもの)
- 車用マスキングテープ
- GrayPrimer(下塗り塗料)
- ボディペン(色を調合してもらった車塗料)
- シリコンオフ
- クリア塗料(ウレタン)
実際に使用した商品は下記になります。ボディペンに関しては車の型番を伝えて色を調合してもらいました。
ボディペンは車の色に合ったものを選ぶか、調合してもらいましょう。
マスキングテープは18mm×18M 7巻きを購入しました。
施工する前に「シリコンオフ」(脱脂スプレー)を使用してボディを綺麗にしてからパテ等を使用します。これを使用しないとパテが剥がれてしまうことがあるので、必須です。
それでは補修の手順をご紹介します。
補修の手順
かなり深い凹みで板金できない傷ですが、「厚塗りパテ」と「アルミホイル」を使って上手くいきました。


アルミホイルを詰めてグルーガンで固定する
厚塗りパテの許容範囲は5cmです。しかし今回の傷は5cm以上。
奥に空間があるので、パテを塗ることが出来ない状態です。
なので、奥にアルミホイルを詰め込んでいきます。


ある程度アルミホイルを詰めたら、ボディを外側から押して形を整えます。
アルミホイルは、カタチの固定をしつつ詰め込むことで強度もあげれることから、かなり良い土台となりました。
その上から、パテの厚みが3cmくらいですむようにグルーガンで隙間をうめていきます。


穴を埋めることができました!


写真がありませんが、グルーガンとパテがくっつきやすいように、グルーガンにざっとやすり掛けをしました。
厚塗りパテ(ボデーパテ)を塗っていく
グルーガンが乾いてやすり掛けが終わったら、次に厚塗りパテ(ボデーパテ)を上から塗っていきます。



2液性なので、しっかり分量を量って良く混ぜます。混ぜるのには牛乳パックを使用しました。
それを付属のヘラで盛り上げていきます。ハケは別途用意する必要はありません。




混ぜたら、ボディに塗っていきます。


ヘコミがなくなるように塗っていきます。


厚塗りパテが乾いたらヤスリをかける
写真がなくて申し訳ないのですが…。
よく固まったら、ぼこぼこがなだらかになるまでやすり掛けをして表面をすべすべにしていきます。(マウスサンダー使用:120番、240番)
隙間に薄塗パテを塗って埋めていく
厚塗りパテにやすりをかけていくと、所々穴が開いてしまう箇所があります。(左の写真)
その穴を薄塗りパテ(Holtsの薄付けパテ)で埋めていきます。


これも、乾いたらまたやすりで削っていき、表面をつるつるにしていきます。(やすり掛け手作業)



パテ塗り完了の状態がこちら!穴は完全に埋まりました。


下地塗りをする
GrayPrimer(下塗り塗料)を使って下地塗りをします。
塗料が剥がれてしまうのを防ぐため、パテ自体も含めて下地を塗る前にシリコンオフで脱脂作業をしましょう。
スプレーなので、他のリアランプ等につかないようにマスキングテープや新聞紙でカバーしてから使用しましょう。


スプレーした状態がこちらです。パーツの境目は綺麗に削ることが出来ないと判断してそのままにしています。


塗料をスプレーする
下地が乾いたら、最後に色を合わせてもらった塗料をスプレーをします。


それがこちら!


塗料が乾いたら、最後にクリア塗装(スプレー)をして終了です。
最後に
いかがだったでしょうか?
車屋さんには及びませんが、本来なら20万円以上かかるところ約1万円でここまで直すことが出来ました。
古い車なので修理代をあまりかけたくない…という方の参考にしていただければ幸いです。
それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。

