こんにちは!kikicoです。
着心地が良くてお気に入りの服って、どうしても使用頻度が高くなってしまいませんか?!
私は一人目妊娠中にマタニティとして買ったデニムの服を12年着続けました。いくら気に入っているとはいえ、長すぎですよね…(笑)
と思ったのですが、更に!
どのくらい復活するのかとても楽しみだったのですが、結論から言うと私の染めミスにより半分失敗してしまいました。
でも、思った以上の染まり具合。ちゃんと染めていれば完全に復活していたと思います。
今回はPAC FABRIC DYEのネイビーブルーを使ってみて、気が付いたことや気を付けた方が良い点などを記事にしました。
服染めを検討されている方の参考になれば幸いです。
PAC FABRIC DYE(パックファブリックダイ)という染料を選んだ理由
PAC FABRIC DYEを選んだ理由
- この商品は、染めるための材料がすべてセットになっていて、色止め剤、固着剤などを別途買わなくて良いかったから。
- 商品説明を見ると手順が簡単そうで初心者でも出来そうだったから。
- 熱湯を使用しなくて良かったから。
面倒なことは苦手なので、上記の理由により購入しました。
実際に使用した時は、一緒に入っている説明書もとても分かりやすかく助かりました。
この袋の中に、染料・固着剤・色止め剤と説明書が入っています。今回はネイビーブルーを使用しました。
アマゾンで¥756です。
染める前に準備したものたち
まず、染めるために必要なものを準備しました。
準備したものリストはこちら
- PAC FABRIC DYE 繊維用染料 col.11 ネイビーブルー(染料・固着剤・色止め剤入り)
- 染める服(洗濯して濡れているもの。柔軟剤、漂白剤は使ってはいけません)
- 染めるための容器(100円の13Lの容器を使用)
- ボウルと泡だて器(染料を溶かすのに使います)
- ゴム手袋
- 塩300g
- 洗剤
- 40~50度のお湯
- 温度計
- 雑巾
- 敷物(染め材が飛び散ると、色がついてしまうため)
- 大きめのタライ(染めた直後のすすぎ用)
- 沸かし直し用の鍋
環境への影響は?
染料を使い終わった後、そのまま流して大丈夫かな?と心配になりますよね。
このパックファブリックダイという染料は有害物質は含まれておらず、そのまま流しても大丈夫だとのことです。
子供にも安心して使わせることができるようです。気にせず排水することができるのは助かりました。
デニム生地の染め方と反省点
念のため、汚れても良い作業服に着替えてから作業を開始しましょう!
基本的にPAC FABRIC DYEが1パックで染めることができるものの重さは250gです。
今回のこのデニムの服を染めていきます。はっげはげです。重さは約400g。だいぶオーバーしていますが1パックで試してみたいと思います。
染める手順
- 染めたいものを洗濯しておきます。(柔軟剤、漂白剤等入れないで)
- 500mlのお湯(40~50度)を用意します。
- 染料を溶かします。
まず、ゴム手袋をしてボウルに染料をいれます。
注意:結構粉が細かいので飛びます。風が吹かないところで使用することをお勧めします!!
次にお湯を入れて混ぜます。
- 固着剤・塩を溶かす。
塩300gを測ります。
次にお湯(40~50度)を6L用意します。
今回使用した容器は13Lのものだったので、約半分までお湯をいれました。
そこへ、固着剤・塩を入れて混ぜます。
- 染料液を固着剤・塩を溶かしたものに混ぜ合わせます。
- 染めるもの(デニム)を投入!広げて入れ、よく混ぜます。(ここまでざっと10~15分くらいでできます)
- そして1時間浸します。
その間、時々混ぜなければいけません。混ぜないとムラになってしまいます。私はうっかり時々混ぜるのを忘れてしまいました。
混ぜるのを忘れたたため、かなりムラになってしまいました・・・。
ここでしっかり混ぜることは重要なので気を付けましょう!
- 1時間経ったら、洗剤を入れたぬるま湯ですすぎをします。
液から取り出し絞った状態↓
洗剤を入れてすすぎます↓
水が透明になるまですすぎます。
結構何回もすすがないと水は透明になりませんでした。全行程の中でここが一番手間がかかったかもしれません。(大変ではなかったです)
- 色止め液を用意する。
6Lのお湯(40~50℃)に色止め剤を入れて溶かします。
- 色止め剤に染めたものを漬ける。
時々混ぜながら15分間漬けます。
ここでも混ぜるのを忘れないようにしましょう!
- すすぎをする
さすが色止め剤!すすぎをしたのですが、あまり色が染み出てきません。
でも油断は禁物。しっかり透明になるまですすぎましょう。
- 洗濯機で脱水する。
- 干す
1枚染めるのに、時間は約2時間かかりました。(干し時間抜き)
一番大変だったのは染めた後のすすぎでした。すすぎのお湯がなかなか透明になりませんでした。
デニム生地を染める時の注意点と仕上がり
思ったよりずっと濃く染まってびっくりしましたのですが、なんとまさかの失敗・・・!
ムラだらけ。↓まだ乾いていない状態
実際に使用してみて気が付いたのは、生地が分厚いものは特に染めている時にしっかりと混ぜてあげないと思った以上にまだらに染まってしまうということ。
失敗した原因はまさに混ぜ忘れ。
あと、もっときちんと広げて染料に漬けておけばよかったです。
生地が柔らかかったり、薄いものだと染め剤をまんべんなく染み込ませることができる印象でした。
1度使用した染料で2枚目を染めた場合はどうなる?
さて、ここからはこの商品本来の使い方ではありません。
まだまだ使えそうに見える染料…このまま捨てるのはなんだかもったいない!と思ったので2枚目を染めてみることにしました。
ユニクロで買ったリネン生地(麻)のシャツです。
2枚目を染める手順と仕上がり
- 1回目と違うのは染料を温め直すということです。染料を半分鍋に移し沸騰させ、元の染料と合わせて40~50度くらいになるように調整します。
- 温度が整ったら、染めるものを投入!衣類の空気をなるべく抜いてしっかり液に漬かるようにするのがポイントです。
クリーム色のシャツだったので、2回目でもいきなり色が付いたのがわかります。まだまだ染まってくれそうです。
- そしてまた1時間浸します。(今度は時々しっかりと混ぜました)
あとは1枚目と同じように洗剤ですすぎをします。 - 次に色止め剤を温め直します。
染料と同じように半分だけ沸騰させてから元の色止め剤に混ぜて温度を40~50度に調整します。
- 以降、1枚目と同じ手順です。
そして、染まったのがこちら!(濡れた状態です。乾くともっと色は薄くなりました)
1枚目よりは薄いですが、ばっちり染まっています。
2回目の色止め剤の効果は?
心配していたのが、2回目使用の色止め剤でしっかり色止めできるのかどうかです。
色止め剤の後にすすぎをすると色落ちしなかったので大丈夫かなとは思いますが、後日、何回か洗濯して、シャツの色落ちがしていないかどうかを検証してみようと思います。
後日 何回か洗濯していますが、ほとんど色落ちしていません。良かったです!
3度使用した染料で3枚目を染めた場合はどうなる?
まだ染料を捨てるのもったいない!ということで3枚目にチャレンジしました。
それがこちら。綿の白いシーツを服にしたものです。これはどのくらい染まるのでしょうか。
3枚目を染める手順と仕上がり
手順は2枚目と同じです。染料と色止め剤を温め直しました。
染まったのがこちら。
少し写真の撮り方の加減で紫っぽくみえますが、実際はもう少し青いです。
やはりだいぶ薄く染まりましたね。でもこれでもいいんじゃないかなぁ。
3回目の色止め剤の効果は?
3枚目となると色止め剤も青色の液になってきました。
すすぎをすると色落ちしなかったので、大丈夫かな…と思っていますが、私はなるべく白っぽいものとは一緒に洗わないようにしようと思います。念のため。
後日 こちらも何回か洗濯しましたが色落ちしているようには見えませんでした。
1度目~3度目の染まり具合を比較してみた
こちらの写真が実際の肉眼に近い色見です。参考にしてみて下さいね。
いかがでしょうか。1枚目のなんとも悲しい染まり具合。まだらになっています。人によると、これは模様に見えるようですが…(笑)家用として着たいと思います。
この写真でもわかるかと思いますが、徐々に染まる色が薄くなっていますよね。でも3枚も染めることができるとは…!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
結局、3枚染めてかかった時間は5時間!やはり3枚染めるのは疲れました。
でも気に入っている服がまたしばらく着ることができれば、とても嬉しいですよね!(失敗したけども…)
1枚目はムラができてしまいましたが、染め直しただけでどうしてこんなに新しい服という感じがするのでしょうか?不思議です。
デニム服は、後日再チャレンジしようかと思ったのですが、しばらくこのまま家の中で着ていこうと思います。
是非、皆さんも染め直しにチャレンジしてみて下さいね!