- マウスを使うと腕が痛むようになってしまった。
- テニス肘っぽいのだけどマウスを変えてみようかなと考えている。
- 縦型マウス(エルゴノミクスマウス)はテニス肘にいいみたいだけど本当なの?効くの?
という方へ
こんにちは!kikicoです。
先日、右腕の肘から手首にかけて痛むようになり、マウスを動かすだけでも痛むようになってしまいました…。
筋肉痛か何かで数日で治るかな?と気楽にとらえていたのですが痛みは増すばかり…。
調べていくと、どうやらテニス肘( 正式名称はテニス肘上腕骨外側上顆炎 )になってしまったようです。
このままでは仕事ができないので、何とかせねば…!と思い調べると、縦型マウスだと腕に負担がかからなくて良いとの事。
なので早速、縦型マウス(エルゴノミックマウス)を購入し使ってみたのでレビューします。
また、実際にどれくらい効果があったのか、マウス以外の対処法、腕の痛みはその後どうなったか等も書きました。
同じようにマウスを使うと痛むので困っている、テニス肘になってしまったのでマウスを変えてみようかなと思っている方、の参考になれば幸いです。
実際の症状と「テニス肘」になってしまった原因
ある日、なんだか右腕の肘から手首までの間に筋肉痛のような痛みを感じました。前日にした「部屋の模様替え」で重い荷物をもったのがきっかけだと思います。
でも、今まで重い荷物を持ったからといって、右腕だけ筋肉痛になることなんてなかったのです。
そのうち治るだろうと思ったのですが、数日たっても治る気配がなくますます右腕の怠さや痛みが酷くなるばかり。
充電しているスマホを肘を伸ばした状態で手の甲を上にして持ち上げようとするだけで痛い…
具体的に症状としては
- 朝起きた時やウォーキング後に右腕にひどい怠さがでる
- 手の甲を上にしてものを掴んで持ち上げる時に痛くてつかめない(力が入らない)
- タオルを絞るような動作をした時に痛くて力を入れることができない
- 腕を上げて引っかかっている洗濯物を取ろうとすると痛む、洗濯物を腕を上げて引っかけようとすると痛む
- パソコンでマウスを操作する際に、肘の外側から前腕にかけて痛みが出る
こりゃいかん!と思って調べたら症状が「テニス肘」とまったく一緒でした。
そして、この「テニス肘」はパソコン作業を長時間している人がなりやすいとの事なのです。原因は「マウス」を持つ腕の角度だそうです。
私は仕事柄10時間以上パソコンの前でマウスを操作しているので、普段から右腕の肘部分にかなりの負荷をかけていたのが痛めた原因だっだようです。(左腕にはまったく痛みはありません)
私がしたテニス肘に対する対処法
安静にする!が一番簡単な対処法のようなのですが、私は一日中パソコンを使用するのでマウスを使わないわけにはいきません。(WEBデザイン・イラスト業をしているのでマウスから手が離れることはほとんどないのです。)
このままでは困るので自分でできる対処法をいくつか試しました。
- 腕がなるべく楽になるようにパソコンを使う時のテーブルの高さを変えた
- 普段の生活ではできるだけ左手を使うようにした
- もちろん重いものは極力持たないようにした
- マウスを縦型マウスに変えてみた
この対処法の中でも「縦型マウス」へ変更することが一番効果として期待できるでは?!と思って購入してみました。
縦型マウスは、エルゴノミックマウスと言われています。
エルゴノミックは日本語に翻訳すると「人間工学」という意味。すなわち、エルゴノミクスマウスとは人間工学に基づいて作られたマウスという意味になります。
商品紹介にてこの「エルゴノミクスマウス」は人間工学に基づいた縦型デザインによって、一般的な平面マウスの使用による手の不快感を軽減させますと説明されていたので今回購入に至りました。
それでは私が購入した縦型マウスの iclever ERGONOMIC VERTICAL MOUSE TM231 のレビューをしていきたいと思います。
縦型マウス( iclever ERGONOMIC VERTICAL MOUSE TM231 )のレビュー
今回私が購入してみた縦型マウス( iclever ERGONOMIC VERTICAL MOUSE TM231)がこちら!
普通のマウスに比べると変わった形ですよね!
普通のマウスとの比較
では普通の平面マウスとエルゴノミックマウスの握ったところを比較してみましょう。
実際にマウスを握ったところがこちらです。エルゴノミクスマウスと普通のマウスでは握ったときの腕の角度が違います。
手首のひねり具合が若干変わりますね。
参考までにオロナインを握ったところも写真に撮ってみました。下の写真と比較してもらうと分かると思いますが、エルゴノミクスマウスも完全に横から握るわけではないですね。
どちらかと言うと、下のようにコントローラーを握る方が手首を捻らないですむようです。(ゲームパッドをマウス代わりに使用するソフトがあるのですが楽しいですよ。ゲームパッド マウス でググってみて)
実際に使ってみて
実際に使ってみてまず第一に思ったのが、「慣れないと上手く使えない」という事でした~
手首を捻らずに使えるマウスなので、腕の捻りが少し緩くなるり身体的には楽そうですが、ポインタを思った位置に動かすには慣れが必要でした。
簡単なマウス作業なら良いのですが、仕事などで細かなポイントをクリックしなければならないような作業があると変に力が入ってしまい余計に右手や右肩が疲れてしまいました。
ただ、握り心地はとても良かったです。あと滑り心地もスムーズ。ちょっとマウス自体が大きく感じたのですがそれは手の大きさによるものではないでしょうか。
実際に握った状態では確かに腕に負担がかかっていないなと感じました。私の場合クリックをする作業が痛かったのですが、このマウスではクリック作業で痛みは出ませんでした。
なので少しめんどくさいですが、普段はエルゴノミクスマウスを使い、細かな作業が要求される場合のみ「ロジクールの平面マウス」に切り替えて使うことにしました。
実はエルゴノミックマウスが我が家にくるのは初めてではなく、数年前に夫が使用していました。
私が今回購入したエルゴノミックマウスはエントリーモデル機ですが、夫が使用していたのは高級機・・・「右肩が焼けるように痛い〜、やむを得ない〜」とのことで購入しました。
そのマウスがなぜ今無いのかというと、1ヶ月後に手放しました。慣れなかったとのことです。
もう一つの理由は細かい作業に不向きだったといういうこと。これはわたしも同じでした。
エルゴノミクスマウスが合うか合わないか、人に寄りけり…ということではないでしょうか。
実際に縦型マウス(エルゴノミクスマウス)はテニス肘に効果があったのか?
テニス肘になってから、現在で3ヶ月経ちました。
結果どうだったかと言うと、完全には完治していないのですが、徐々に痛みが緩くなってきました。
エルゴノミクスマウスを使用している頻度は大体作業の三分の一くらい。時間では2,3時間でしょうか。酷くなっていたのがどんどん良くなっていったというのは「効果があった」と言って良かったのではないでしょうか。
ただやっぱり操作が慣れないので、ついついロジクールの平面マウスを使う時が多くなってしまうんですよね…(笑)。
良くなってきて痛みが緩和されてくると特に。
縦型マウスが右手の負担を軽くしてくれているのは間違いないので、もっとしっかり右手を労わればもっと早く良くなるんだろうなぁと思っています。
最後に
いかがだったでしょうか?
「テニス肘」になって自分で気が付かないうちに長年の疲労が右腕に溜まっていたんだろうなぁと思いました。
そして年も感じますね…。
若いうちは結構色々と無理なことも出来てしまっているんですよ。それどころか無理しているとは全く思わないですよね。
年をとって色々と症状が出てからわかるもんなんですよ。こればっかりは仕方がないと思っています。
皆さんも、なるべく自分の体は大切にしてくださいね!
それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。