こんにちは!kikicoです。
暖かくなってきて、楽しい経験がたくさんできる季節がやってきました!
すでにキャンプ等のレジャー予定を立て始めている方も多いのではないでしょうか。
しかし、子供連れの川遊びは特に気を付けて遊んで欲しいのです。ちょっとした油断から命を落とす危険もあるからです。
長年、川の近くで田舎暮らしをしているので、夏になるとたくさん人が川に泳ぎに来るのを毎年見ていますが、悲しい事故も間近で見てきました。
今回は、川の近くに住んでいるからこそ知った川の怖さや気を付けたいことをまとめました。
安全に楽しくレジャーを楽しむためにも、参考にしていただければと思います。
少しでも多くの方に覚えておいてほしいことです。悲しい事故が、少しでもなくなりますように…
遊泳場所以外では絶対に泳がないようにする
なぜ、川には「遊泳場所」というところが存在するのか。
それは、「遊泳場所」以外では危険があるからです。
このように聞くと当たり前の話なのですが、川に遊びに行くと、「ここは浅いから遊んでも大丈夫やろ~」という場所がいくつかあったりします。
- ここで遊んだら、深さもちょうどいいし楽しそう
- 浅いし危険なんてないだろう
- ちょうど飛び込めそうなところがある
- 川の流れがあって、流れるプールみたい
このように思ってしまう人がとても多いのです。
遊泳場所になっていない川は、素人では分からない危険が必ず潜んでいます。絶対に遊泳場所以外では泳がないようにしましょう。
川の流れが上の方と下の方では違う場合もある
一見穏やかに見える川の流れも、実は深いところでは流れが急な場合があります。
地形によるのですが、遊泳場が安全で、そうでないところが危険な理由の一つがこれに当たります。潜ったら足を取られてしまう場合があります。
川の中流付近や深い所は特に注意が必要です。思っている以上に速く流されてしまう危険がありますので注意しましょう。
石の急流すべりは危険がいっぱい潜んでいる
正直、石の急流すべりが一番危険が潜んでいる遊びに思えますが、同時にスリリングで子供にはとても人気です。
インストラクターが付いていて、安全が確保されている所は大丈夫かと思いますが、個人的な判断で石の急流すべりをするととても危険です。
石の急流すべりは、ヘルメット着用が必須です。インストラクターが付いていてもヘルメットを付けずに勝手に滑り出してしまうケースもあります。
大人の目を光らせておいてください。
また、
勢いよく石の上を滑っている間に、川の中にある石と石の間に足が挟まってしまい、川の中から浮き上がることができなくなる場合があります。
足が挟まった後、勢いのある川の流れに負けてしまい体制が崩れそのまま浮き上がることができずに溺れてしまうのです。
このケースがとても多く、近所の川でも夏に遊びに来て溺れて亡くなった方が何人もいました。
一見、とても楽しそうな急流すべりも、どこに危険が潜んでいるかは見ただけでは分からないものです。自己判断せず、安全が確保されているところでのみ遊ぶようにしましょう。
飛び込みしたら、下に人がいたというケース
飛び込みをしたら下に人がいてぶつかってしまい怪我をするというケースが、遊泳場でよく起きます。
夏の遊泳場はたくさんの人で賑わい、飛び込みができる所は特に人気があります。
ここで危ないのが、「ここへ飛んだら大丈夫だ」と思っても、違うところへ着地してしまい、泳いでいる他の人にぶつかってしまうということです。
たくさん人がいる時の飛び込みをする場合は、本当に周りに人がいないときに飛び込みましょう。これくらい大丈夫、というのが非常に危険なのです。
石から石へ飛び移るとコケで滑る
川には当然石がありますよね。
ひょこっと顔を出している石がいくつかあると、特に子供は忍者みたいにぴょんぴょん飛びたくなるようです。
しかし、川の石は見ただけでは滑る石なのか、滑らない石なのか見わけがつきません。
石から石へ飛び移るときは、滑らないかを事前に確認しましょう。滑って転んだら、石に頭をぶつける場合もありますし、水で溺れてしまうこともあるので非常にきけんです
川辺にはガラスや陶器が欠けたものなどがあるので、裸足では歩かない
川で遊ぶときにサンダルを履いていると流されてしまうので、裸足の人が良くいます。
泳ぐときは裸足でも良いのですが、ガラスの破片や陶器の割れたものが落ちていて、足を怪我する場合があるので、川から上がったらめんどくさくてもサンダルを履いた方が良いでしょう。
特に人が多く集まるところは、残念ながらゴミも多いのです。
瓶が割れたりしたものが細かくなってそのままの場合があり、足の裏を切ってしまうような怪我をすることがあります。なのでサンダルを履くことをおススメします。
自分がどんなに気を付けていても、事故になることもあるケースとは?
具体的に、どのようなことかというと…
- 飛び込みをしている人がぶつかってくるケース
- 川の中でツルっと滑ってしまった人が、いきなりしがみついてくるケース
- 溺れている子にしがみつかれるケース
- 蛇などの生き物に遭遇するケース
こういった場合、自分ではどうすることもできません。しかし、こんなことがあるかもしれない、と知っているだけである程度の予防になります。
また、飛び込みをしている人の近くにはいかない、などの意識をしておくことも大事ですね。
<溺れている子に近づいてはいけない>
子供が溺れている子供を助けることは絶対にできません。溺れている子の力はとても強いので掴まれたら自分も一緒に溺れます。
なので、助けなきゃと思っても近くには絶対に行かず、大声で助けを呼ぶように子供にも教えています。監視員にすぐに伝えましょう。
あと浮き輪があれば、投げてあげます。
このような点でも、遊泳所ならば監視員がいるので安心ですね、助けてくれます。
<蛇などの生き物に遭遇してパニックになることがある>
田舎へ行けば行くほど、自然豊かで川の水もきれいなのですが、蛇に遭遇することが多々あります。
蛇は、川を泳ぎます。
茂みから落ちてきた蛇は、泳いで陸へと上がります。泳いでいるときに蛇が自分の方へ泳いで向かってくることもあるのです。
こんな場合は、落ち着いて逃げましょう!!気を付けて下さい。こんなケースもあるということを知っていても損はないと思います。
冷たいところで長時間泳ぐと足がつる
川は思っている以上に水が冷たいです。
でも、真夏の場合川から上がるととても暑いので長く水から上がらず、ずっと遊んでいることがあります。
こうなると、足がつってしまうことがあります。足がつかないところで泳いでいる場合に足がつったら大変です。
川でも時間を決めて定期的に体温を上げるようにしましょう。
最後に
楽しいレジャー。本当に事故のないようにしてほしいと願います。
自分の家族もそうですが、本当に大切な我が子や家族の命を大切に、自分たちができることをしっかりして、リスクのある危険なことはしないようにしてほしいです。
毎年、水の事故があると辛くて仕方がないです。
でも、川遊びはとても自然を感じる事ができるしとても大好きです。毎年、夏はほとんどのレジャーが川遊びの我が家です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。