こんにちは!kikicoです。
長期休暇に入るとスマホゲームも特別イベントを開催をするアプリが増えますよね。稼ぎ時ですから、当然ですね。
我が家は普段から子供たちとスマホゲームは1日30分と時間を決めて遊んでいるのですが、ゴールデンウィークの長期休暇で初めて息子が、
「お小遣いでスマホゲームのゴールデンウィーク特別パッケージを買いたい!」と言ってきたのです。
うちは私も子もゲーム大好きですが、今までゲームで課金したことがないので、よっぽど本人にとって魅力的なパッケージだったのだと思います。(「ブロスタ」のゴールデンウィークパック 1,200円)
結論から言うと、うちはゲームの課金はなしです。
今回は、子供が課金したいと言ってきたときの親の対応について記事にしたので同じように「どのように説明したら良いか」に迷っている方への参考になれば幸いです。
ゲームの課金とゲーム依存の繋がりについて理解しよう
「ゲーム課金の怖さ」には
- 勝手に課金がされてしまうかも、という怖さ
- ゲーム依存に対する怖さ
があります。
今回は、ゲーム依存に対する課金の怖さに焦点を当てたいと思います。
なぜアプリ内課金が怖いのか。
例えば、ゲームのアイテムを課金してでも欲しいという欲求が湧く場合は下記の時だったりします。
- お金を払わない(課金しないと)と手に入らないもの
- 期間限定でしか手に入らないもの
- お得感があるもの
- 課金しないと強くなれないもの
だったりします。
特別感が半端ないですね。子供はこの特別感に弱く非常に課金システムに溺れやすいのです。
「課金」システムには「課金しないと、損をする」「課金するのがお得!」と思わせるビジネステクニックがふんだんに散りばめられています。
分かっていても普通に課金しまう大人もいるのに、子供が課金したくなるのは当然ですよね。
「課金が怖い」のは、これを繰り返すことでゲーム依存になりやすくなってしまうからなのです。
では、なぜ金を繰り返すと「ゲーム依存」になりやすくなるのでしょうか。
それは、ずばりゲームの価値が課金をすることでどんどん上がってきてしまうからなのです。
課金をするとどんどんゲームの価値が上がってしまう!
課金をするとゲームの価値がどんどん上がってしまうと書きましたが、具体的にどのように価値があがるのかを説明したいと思います。
<ゲームの価値が上がっていく流れ>
- その子は実はあるゲームに飽きていました。(ゲームの価値…1)
- もうしなくなったんだけど、なんと最強のアイテムが100円の破格値!!との通知が!(ゲームの価値…2)
- さて、買いますか?こんなにお得ならと1回課金してしまいました。(ゲームの価値…3)
- 最強のアイテムをゲットすることにより、飽きていたゲームが面白くなってきました。(ゲームの価値…4)
- また、期間限定アイテムがたったの500円でフルパック!500円ならとお小遣いで買える!と買いました(ゲームの価値…5)
- そんなこと何回も続きました。(ゲームの価値、どんどん上昇)
なぜ、そこに「買い」の気持ちがでてしまうのかと言うと
今までに、小遣いを全力で使ってきたゲームであり、自分は特別なプレイヤーになっているという感情も出てきて、それによりユーザーはゲームの依存度が高まるのです。
これが、中毒性が高く依存しやすいゲーム課金です。
大人は自分で認識して溺れます。経験値があるから幾分分かってやっている方も多いとおもいますが、子供は経験値がないので、依存度の高いものを親が許していることになります。
ここからは私の考えですが、ゲームの課金システムは煙草に並ぶものと考えています。
それを進んでいいよとは言えませんし、自分の責任において始めるものではないと思っています。
投資の精神論と同じものとも捉えています。損切りできない心理と一緒になります。飲めば飲むほどのどが渇く海水と一緒。
ゲーム課金というのはこれに当てはまり、ゲームの価値がどんどん上がってしまうのです。
それが、ゲーム課金の怖さではないかと思っています。
どうして課金したらダメなの?と子供に聞かれたら…
ゲーム課金がゲーム依存につながるとういことを大人がきっちり理解しておくことはもちろん大事なのですが、どのように子供に伝えたら良いでしょうか。
「自分はこのゲーム絶対やめないし、今自分が楽しいんだからいいやん!それに自分のお小遣い使っても問題ないんちゃうん?!」
ゲーム依存の怖さ、依存するとどうなってしまうかを伝えることが大事だと思っています。ゲーム依存というものの理解をきっちりすることがまず第一です。
ゲーム依存について家族で検索してみてください。
なんとなく課金って良くなさそうというのはNGです。なぜ、課金をして欲しくないのか。この理由をハッキリとさせましょう。そして伝えることが大事です。
上記で書いたゲーム依存になっていく過程を知っているだけでストッパーになり、幾分むやみに課金することは少なくなるかと思います。
そして、ゲームを適度にやめることができたり、課金したい気持ちを我慢したが褒めてあげましょう。
自分の意志でやめることができたという自信と、親に褒めたもらえたということでゲーム依存になりにくくなります。
<自分のお小遣いなら課金しても良いのか?>
子供の性格にもよりますが、自分の小遣いであればあるほどゲームの価値が上がってしまいゲーム依存になりやすくなってしまう可能性があります。
どうしても特別な時は親が払ってあげると、少し和らぐかもしれません。
<アプリの購入とアプリの課金は何が違うのか>
アプリの購入は一度きりなのであまり依存ありませんが、アプリ内課金は永続的に続いてしまうから依存度が上がりやすいのです。
色んなことにチャレンジしてほしい!課金システムを利用するのはお金に対する対価を理解してから。
子供にとって、ゲーム課金システムが悪いのではなく、ゲームに依存してしまうことが問題ということが分かりました。
課金をすることでゲームの価値が上がる傾向にあり、そうすると他のことの優先順位が下がってしまいます。ゲーム以外の色々なことにもチャレンジしてほしいのです。
では、依存しなければ課金しても良いかというと、うちではそのようには考えていません。
実際、ゲームに飽きたら損切できる子もいるでしょうが、じゃあなぜうちは親として止めたのか。
それは、子供たちがお金に対する対価をまだ理解できていないからです。
現実で役に立つような課金であれば年齢が上がればOKするかもしれませんので、一概には言えませんが、とにかく金額に対する対価を理解すること重要だと考えています。
最後に
スマホやタブレットが普及して、たくさんのことが気軽に出来るようになりました。
ゲームも昔と違い無課金でも十分に遊べるようになりました。ゲーム好きの私としても嬉しい環境ですが、同時に自分自身のコントロール力が求められるようにもなっています。
タブレットやスマホアプリは正しく使えばとっても子供の為になるものがたくさんあります。しかし使い方を間違えれば、依存症という結果を生んでしまうかもしれません。
上手に利用していきたいですね!
最後まで読んで頂きありがとうございました。