- 子供のテストでのケアレスミスが異常に多いので何とかしたい
- 子供がテストの見直し方法を分かっていない
- 親子共々、ケアレスミスで悔しい思いをしたくない!
という方へ
こんにちは!kikicoです。
子供のテストでケアレスミスが合った時、なんてもったいない!と悔しい思いをしたことがあるという方はたくさんいると思います。
なので、なかなかケアレスミスが減りません。子供に「見直しをしっかりしなさい」と言ったところで、しっかり見直しが出来ないのが現状なのです。
うちの場合もケアレスミスが多かったのですが、色々と話を聞いていると「見直し」がしっかりできない理由として、
「見直し方法が分かっていない」という事が分かりました。
何となくザーッと自分の書いた答案用紙を見ることで、見直ししたつもりになってしまい、肝心なミスに全く気が付かないのです。
なので、対策として各教科ごとに具体的な「見直し方法」を決めることにしました。
今回は、実際に効果のあったケアレスミス対策としてのテストの見直し方法をまとめました。
同じように子供のケアレスミスが多いなぁ、何とかしてあげたいなぁと思っている親御さんの参考になれば幸いです。
※うちでは中学受験は考えていませんので、学校のテスト対策としての記事になります。
各教科共通したケアレスミス対策
各教科の具体的なケアレスミス対策も大事なのですが、基本的な準備が出来ていないとテストではミスが増えてしまいます。
我が家ではテスト前には下の2つを守ろうね、と伝えています。
- テストでは字を丁寧に書くこと
- テスト前はしっかりと睡眠をとること
当然ですが、字が汚ければ間違っていると判断されてしまうことがありますし、睡眠不足だと集中力がなくなりミスは増えるでしょう。
漢字が間違っていて点数が引かれる、ということも良くありますが、これは普段からきっちり覚えていないと書けないのでミスではないと思っています。
この対策をした上で、各教科のケアレスミス対策に取り組んで欲しいと思っています。
算数のテストのケアレスミス対策
※本当に基本的なミス対策なので、「こんなミスはしないよ!」という方には参考にならないかもしれませんのでご了承くださいね。
また、私は「計算間違い」をケアレスミスとは思っていないので、今回は対策には入っていません。
算数でしてしまうケアレスミスの種類
まずは、子供がどんなケアレスミスが多いのかを調べてみるのをおススメします。
実際に息子の算数のテストで多かったケアレスミスの種類を挙げてみました。
- 単位の書き忘れ
- 答えの書き忘れ
- 小数点の付け忘れ
この中でもダントツで多かったのが単位の書き忘れです。
答えの書き忘れというのは、計算に一生懸命になってしまい計算だけして終わってしまっているパターンです。
少数点のつけ忘れも、数字ばかりに気を取られ点を付けるのを忘れてしまうというものです。
どれも分かっていないわけではないのに、間違いになってしまっていて非常にもったいないものばかりです。でも、毎度同じようなミスが多かったのです。
それでは、具体的な我が家の対策をご紹介します。
【対策】チェックは1種類ごとにする
ミスというのはこのようなテストに限らず、仕事や日常でもしてしまうことですよね。
ミスは「アクションスリップ」「ミステイク」という種類があり、会社などでもミス防止用の対策がマニュアル化されていたりします。
ドナルド・ノーマンは、ヒューマンエラーとなる一連の行動を「計画(意図の形成)の段階」と「実行の段階」の2つに分け、計画段階の間違いをミステイク(mistake)、実行段階の間違いをスリップ(slip)と呼んだ。ミステイクはルールに従って実行しても発生する、計画自体に原因があるエラーであり、スリップはボタンの押し間違いなど「うっかりミス」と呼ばれるもので、実施者の注意減少・混乱が原因とされる
参考元:wikipedeia
このようなミスの対策方法を、子供のテストでも同じように活用してみることにしました。
<具体的な見直し方法 >
- 単位なら単位だけと、「見直す種類は1項目ずつ」に絞って「指さし確認」でチェックする。(もちろん声には出しませんよ…笑)
- 見直す項目は、「単位」「答えの書き忘れ」「小数点の付け忘れ」など具体的に決めておく
自分が良く間違う項目をあらかじめチェックしておき、その項目のみを種類ごとに見直すという方法をとりました。
この方法で見直すことにより、格段にケアレスミスを減らすことに成功しました!
国語のテストのケアレスミス対策
※国語も基本的なミス対策です。漢字の間違いはケアレスミスには入りませんので書いていません。
国語のテストで多いケアレスミスの種類
国語のケアレスミスで多かったのが、下記の3点でした。
- 問題文の読み間違い(聞かれたことに答えていない)
- 解答に書いた字が間違っている、字が抜けている、途中で書くのをやめている
- ~のこと。などの文末表現が抜けている
せっかく文章を読んで内容を理解しているにも関わらず、解答を書く段階でミスしてしまうケースです。
【対策】本文ではなく、問題と解答のみ読み直す
うちの息子の場合は解答を書く時にケアレスミスをしているので、下記の対策をしました。
<具体的な見直し方法>
- 自分の書いたものをもう一度読み直してみる。(記入後の確認)
- 「問題文のみ」もう一度読み直す(解き直すのではなく読むだけ)
本文は読み直さなくてもいいから、まず自分の書いたものをしっかり読み直してみるだけで、いくつかの書き間違いのミスを見つけることが出来ました。
さらに、その後「問題文」のみ読むこともおススメです。適当に読んでしまっていて勘違いした解答を書いてしまっている可能性もあるからです。
最後に
いかがだったでしょうか?
漠然と見直しをするよりも、1つ1つの種類ごとにミスをチェックすることにより確実に抜けがなくなります。
大人にとっては当たり前に気が付くことでも、子供が自分自身で効率的な見直し方法に気づくことが出来ない場合って多いのです。
なので、具体的に見直し方法を教えてあげることは大切だと思います。
家庭学習においても上記の具体的な見直し方法を普段からすることによって、テストでも見直しがスムーズになると思います。
それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。