- ピアノを始めようと考えていてどの電子ピアノがいいのか迷っている
- 高額な電子ピアノは予算的に無理。でも生ピアノの感覚に近い電子ピアノが欲しい
- 色々な音を楽しみたいけれど、お手頃価格の電子ピアノのを探している
- 場所をとらず置いていて違和感のないおしゃれな電子ピアノを探している
という方へ
こんにちは!kikicoです。
ピアノが弾けるようになりたい、子供にピアノを弾けるようになってほしい…と思っても、ピアノを選ぶのってなかなか難しいですよね。
そんな中、最近は電子ピアノを選ぶ方、考えている方はきっと多いと思います。
電子ピアノにはたくさんのグレードや種類が出ているので、きっと需要が高いのでしょうね!
我が家もピアノは欲しいけれど本物は大きいし重いし音の問題もあるし買えないし!…ということで9年前にKORG(コルグ)の電子ピアノを購入して今でも家族みんなで弾いています。<両実家にアコースティックピアノ(生ピアノ)があるので帰省時の楽しみになっています>
今回は、そんな電子ピアノの中でも、今からピアノを始めたいな、趣味でピアノを弾きたいな、でもやっぱり本物のピアノに近いもので練習したい…という方にお勧めしたい電子ピアノをご紹介したいと思います。
おすすめする理由などを記事にしたので、電子ピアノの購入に迷っている方の参考になれば幸いです。
音大を目指したり、本格的なピアノを始めたい方向きの記事ではありませんのでご注意くださいね。
ピアノ練習を始める方へ、おすすめしたいのは「KORG LP380(USB端子あり)」
おすすめしたい電子ピアノとは、
「KORG LP380 U」という電子ピアノです。それがこちら。おすすめしたいのは、USB端子が付いているバージョンのものになります。(ノーマルLP380でもMIDI端子があるので、変換機を通せば同じ機能になります)
我が家にある「KORG LP-350」の後継機種になります。Uシリーズのカラーは現在少ないですが今後カラーバリエーションも増えるそうです。(我が家は赤バージョンを購入しました。)
それでは具体的にどの辺がおすすめなのか詳しく解説していきたいと思います。
おすすめ理由1 コストパフォーマンスがいい!上位機種にも使われているハンマーを採用
おすすめの理由の1つ目は、価格です。
10~15万円ぐらいがメイン価格帯の電子ピアノが多いですが、この電子ピアノは6万円台で購入することができます。*Amazonのセール時には5万円台の時もあります
この価格で購入できるのに、
- 88鍵なので、鍵盤が足りないということない
- 上位機種にも使われている「RH3(リアルウェイテッド・ハンマー・アクション3)鍵盤」が採用されている
- 作りがシンプルで素朴ながらとてもお洒落
- 3本ペダルである
- それなりのスピーカーを備えている
というパフォーマンを備えているのが凄いのです。
とくに「RH3鍵盤」が採用されているのが、コストパフォーマンスが良いという最大の理由です。
上位機種にも使われているハンマーを採用していることが最大のおすすめ理由
「RH3鍵盤」とは、リアルウェイテッド・ハンマー・アクション3と言い、グランドピアノと同じく低音部では鍵盤が重く、高音部へ行くにつれて鍵盤が軽くなるようになっている鍵盤です。
この価格で、KORGの上位機種と同じハンマーが採用されているのがポイント。
この価格で、グランドピアノの弾き心地を味わえるのは凄いですよね!
我が家の「LP350」でも採用されていましたが、本物のピアノにちかい弾き心地です。
「LP380」ではキー・タッチ・コントロール機能も搭載していて、自分のタッチに合わせてハンマーの強さが調整できるとのことですよ。
こちらはLP-350の鍵盤です。「RH3」が使われているというシールが付いていました。
価格の高い電子ピアノは、弾き心地が良くピアノ音源が非常に優れていて(生のピアノ音に限りなく近づけている)それらを表現できるシステムを備えています。それは必然的にスピーカーが良くなければいけません。
弾き心地やいい音を外部に出すための仕組みが価格が高くなっていく主な理由になります。そこからこだわるポイントを妥協していって価格を下げていくという形になります。
個人的な意見としては、ピアノ音源はヘッドホンを使ったり他のデバイス音源を使うことで補うことができるのですが、鍵盤のタッチに関しては工夫できない部分なので慎重に選びました。
逆に言えば、鍵盤がプラスチックな感じでぺこぺこと軽いけれど、音がすごくリアルというのは私としては候補には上がりませんでした。
※KORG LP380は、22W出力アンプと10cmの大口径スピーカーを2個搭載しています。
おすすめ理由2 USB接続が出来るのでiPad(タブレット)の音楽アプリを利用できる
KORG LP380の音源数は少ないけれど、iPadの音源アプリをつなぐことで音源数の少なさをカバーできます。LP380 Uには付属で音源アプリと作曲アプリがついてくるのでUSB端子付きをお勧めします。
音源と録音はiPadなどのタブレットでカバーでできるので、この安さでこのクオリティーの電子ピアノはとってもコスパがよいと思われます。
音源数が少ない、ピアノの音の好みがちょっと違う・・・という問題は外付けの音源とアプリで解決します。
KORGからもたくさんの音源が出ています。アプリ内課金ありですが、色々と楽しみたい場合は音源が数千円でたくさん入ってくるパックも用意されています。
そのほかにも作曲やアプリを使ったピアノ練習など幅広く利用できるので、おすすめです!
おすすめ理由3 コンパクトでおしゃれ
電子ピアノの良いところは、コンパクトということだと思います。
このKORG LP380は、そんな中でもかなりスタイリッシュなデザインです。薄いので置く場所にも困らず、置いていても全く違和感がないのが良いところ。
インテリアの一部になってくれるお洒落さがおすすめ理由の一つです。
感じ方は人それぞれですが、いかにも「ピアノ置いてます」という感じがないのが個人的にはとても良かったです。
LP380Uのコンセプトとは?
低価格帯のシリーズでも「RH3鍵盤」を採用しているところ、スタイリッシュにこだわっているところなどのコンセプトがおすすめ理由になりますが、もうひとつお伝えしたいことは
KORGのLP-380が京都でひとつひとつ作られているメイドインジャパンだというとこです。
こだわり、丁寧さが感じられて安心して購入できると思えますよね。
我が家はまだ、下の写真のLP350を使っていますが次もKORGのLPシリーズを購入したいなぁと思っています。
【注意!】電子ピアノを使う場合、ヘッドホン利用時に知っておきたいこと
最近はBluetooth(ブルートゥース)ヘッドホンが主流となっているのですが、電子楽器においてBluetoothヘッドホンは相性が悪いというのをご存じでしょうか?
残念ながらBluetooth(ブルートゥース)ヘッドホンだと電子楽器との相性が悪く音の延滞が起きてしまうのです。
ですので、電子楽器にヘッドホンなどを付けて使用する場合は、ラインを通してコード付きのヘッドホンを使うことになります。
コードがなくて良いと思ったのに残念…
今の時代はまだ、電子楽器はこれが当たり前とのことだそうです。
KORGはiPadを使うことを前提に宣伝などもしております。
ヘッドホンを使わずにそのまま使用する分には問題ないのですが、ヘッドホンを通してつかうとなった場合、ライン端子がない…ということが起きる場合があります。
最新のiPadを使う場合などラインを接続する端子がないので、別途ハブを購入する必要となります。
また、ライトニング端子やUSBーCなどを電子ピアノと接続するために端子を使ってしまうと、ヘッドホンがさせません。
ちなみに我が家は、古いiPadを使用しており、ライン端子が付いているので問題なく使用できています。ただ、電子ピアノとの接続は、MIDI端子を通してUSBからライトニング端子への変換機を使用しています。
ヘッドホンがライン端子の場合は、変換機をいくつも使用しなければいけないことになります。
USBハブにUSB-A→USB-C 次に、USB-C→ライン端子 これに、ヘッドホンをつなぐという順になります。(あーややこしや)
ヘッドホンがUSB接続できるものの場合は、下記のようなハブを使うことになると思います。
9年間 KORG LP350の電子ピアノを使用してきた感想
我が家は2012年に赤色の電子ピアノ KORG LP-350を購入しました。GoodDesign賞を受賞した電子ピアノになります。
選んだ理由は赤い電子ピアノに惹かれたのはもちろん、電子ピアノとしては低価格で購入できたことも大きかったです。
もちろん、上記でも書きましたが「RH3鍵盤」が採用されているというのがあっての低価格という意味です。
本物のピアノの再現とは言えませんが、我が家が子供にひかせたり自分の趣味として弾くという使い方においては、十分に満足できるピアノでした。
現在販売されているLP380と同様にコンパクトなので、部屋の模様替えの時などの際、移動がそんなに大変ではなかったのも良かったです。
ただ、赤色がだんだんと色褪せてきてしまいました。窓際の日の当たるところは避けてきたつもりだったのですが、ビビットだった赤色がだんだん白っぽくなってしまいました。(白や黒だとどうなるかは分かりませんが)
赤もお洒落ですごく良かったですが、子供も大きくなってきたので次買い替えるときは白か黒にしようかな~と思います。
9年経ったのですが、スピーカーの1つの音が少し出にくくなってしまいました。しかし、普段は思いっきり弾きたいということで、家族みんなヘッドホンを付けて使用しているので、問題なく現在も使用しています。
次男はピアノ教室に通わずに、iPadにつなげてピアノの練習をしています。まだ、しばらくお世話になると思います。
最後に
いかがだったでしょうか?
価格が安いのにハイクオリティなKORG LP380 です。
タブレットのアプリがかなり充実してきているので、電子ピアノを使って無料の音源や録音アプリなどを楽しむことも色々できるようになりました。
ピアノを気軽にピアノを始めたいな、お手頃価格で本格的なピアノ感覚を味わいたいな、と思っている方は是非候補に入れてみてください。
それでは!最後まで読んで頂きありがとうございました。