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虫や生物が好きな人なら受けたい「生物分類技能検」とは?我が家の虫好き中学生も勉強中!

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生物分類技能検定
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こんにちは!

皆さんは、「生物分類技能検定」という検定を聞いたことがあるでしょうか?

うちの長男は現在中学3年生ですが、「”生物分類技能検定”って言うのがあるんだけど、受けていい?」と言ってきました。

私はこの検定のことは知らなかったのですが、本人が受けたいということなので3・4級の解説集と過去問集を購入しました。

kikico

息子は「昆虫好き」なのですが、本が届くと内容がとても興味深いものだったようで、好きな本を読むようにずっと読んでいました!

今回はそんな「生物分類技能検定」について記事にしました。また勉強することで得られたこと、良かったことなどもまとめました。

「生物分類技能検定」って何?興味があるよ~という方の参考になれば幸いです。

目次

「生物分類技能検定」ってどんな検定?

生物分類技能検定テキスト

生物分類技能検定は、生物に関心をもつ方々を対象に、分類の知識向上を目的とし、野生生物や自然環境の調査・保全を担う人材を育てるとともに、動物分類学や植物分類学の発展に寄与しようとするものです。

一般財団法人 自然環境研究センター

上記を目的として、2014年度から開始された検定です。

ざっくりと言うと、名前の通り「生物を分類する力」をはかる試験になります。

出題内容の分野は下記なのですが…

かなり幅広いです!

一つの分野が詳しくても厳しいという事ですね。

「生物分類技能検定」出題分野リスト抜粋(分類・形態・生態)
  • 哺乳類
  • 鳥類
  • 爬虫類・両生類
  • 魚類
  • 昆虫類
  • 動物全般
  • 植物

など

「生物分類技能検定」出題分野リスト抜粋(生物の一般問題)
  • 生物学一般
  • 標本
  • レッドデータブック
  • 外来生物
  • 鳴き声
  • 文化

など

試験は選択問題とスケッチをする問題があると思っていたのですが…。実際に2021年10月に試験を受けに行ったのですが、スケッチ問題がなかったんです!

というのも、2021年からCBT試験というオンラインでインターネットを通して試験をするという形式になった為、スケッチがなくなったとのことです。(問い合わせました!)
問題集にはあるのに…。ルーペも買ったのに…。ちょっと残念

問題集のスケッチ問題は実物をルーペで観察してスケッチするというもの。なのでスケッチの練習をしておかないといけないと思い息子も勉強していたのですが(汗)

実際に試験を受けるまで気が付かなかったとは…。皆さんも気を付けてくださいね!

今回息子が受ける4級は小学生くらいから受けられるレベルだそうで合格率は60%で、3級の合格率は50%でした。2級は合格率10%なのでかなり難しいと想像できます…!

下記に、各級のレベル一覧表を張り付けたので他の級が気になる方は見てみてくださいね。
自然環境研究センターによる各級のレベル一覧表

4級は身近にいる生物や植物を見て、だいたい名前や生態、種類が言えちゃう…というイメージかなと思います。

kikico

とは言え、生き物も動物、魚、昆虫、植物などと幅が広いので、普段から生物関係にあまり関わりをもっていない私からすると、「知らんがな!」という問題も多数でした(汗)

実際に勉強を始めてみて分かってきたこと。やっぱり範囲が広い!

植物

実際に息子が4級の勉強を始めてみて思ったとこなのですが、

上にも書きましたが範囲が生物全般です。

なので、詳しくない分野に関しては覚えなければならないとこがかなり多い印象です。

例えば「明治以降に広がった帰化植物とは?」など…。知らない人は知らないと思うんです。

kikico

息子は昆虫には詳しいのですが、「魚」「鳥」などはあまり詳しくなかったようで「結構分からん問題がある」と言っていました。

小学生が受けれる4級と言えど、しっかり勉強して挑まないと不合格になってしまうかも…と思いました。

勉強していくことで、幅広い知識が得られるというメリット

生物全般とかなり範囲が広いですが、逆に言うと「自分では取りに行きにくい知識」を得られるというメリットがあります。

kikico

どうしても、好きなことばかりに目が向いてしまいますが、検定合格を目指すことで他の分野も知識が入ってきますよね。

そうすることで、生物関係の幅広い知識を得ることができ、さらには深く知ることができるのでとっても良いなぁと感じました。

そこで、また新しい「興味」が生まれてくるかもしれません。

この分野もこんなに面白いんだ~と知ることだけでも、この検定の勉強する意味はあるのではないでしょうか。

「生物分類技能検定」の解説集は「ヤマ」をはれる元があるという感じ。

受験をするにあたり、実際に解説集と過去問集を購入してみましたが、解説集は試験の「ヤマ」をはれる元がある、という感じの本でした。

この本だけを学習して大丈夫か…と言われれば、ちょっと難しいと感じました。

普段から、知らないことは調べるというクセ、知識を深堀りしてみるクセを付けて、日々自分の当たり前の情報を増やしていくことも大事なのだと思います。

これを機に、図鑑や昆虫関係の本なども図書館などでまとめて借りて、ざっくり知識を入れておくのも良いかもしれません。

最後に

子供が小さい頃は、、、いや、小学生、中学生になっても「どの道へ進むんだろう~」と子供の将来は楽しみにしています。

kikico

将来どんな大人になるのかは、出会いや経験などさまざまなことを経て決まっていくのだと思います。

とは言え、割と早くから興味の方向、進みたいと思う方向がなんとなく定まってくる子もいると思います。

長男の場合はなんとなく、自然や生物の分野がいいのかもしれないなぁと思うのですが、小6の次男は本当にどうなるか読めません(笑)

本当に子供それぞれで面白いです。

どこへ進むか分かりませんが、親としては子供になるべく良い環境やサポートをしてあげたいなと思っています。

まだ、この段階では「生物分類技能検定」は受けてないんですよね…(笑)合格してほしいです!

それでは!最後まで読んで頂きありがとうございました。

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