こんにちは!kikicoです。
子供が家で宿題や家庭学習をしている時、「集中力が切れてるな~」と思うことありませんか?
気分転換に走りに行く、ちょっと休憩して本を読む、仮眠をとる…今までも色々試してきましたが、最近、集中力を上がるという「スタンディングワーク」という言葉を知りました。
スタンディングワークとは、立って働くスタイルで、北欧や欧米でどんどん企業が取り入れています。
今回は、この「スタンディングワーク」スタイルが子供の家庭学習時の集中力を高めるのにも役立つのではないかと思い記事にしました。
「子供の集中力がなくて困っている」という方の参考になれば幸いです。
スタンディングワークが普及してきている理由
「スタンディングワーク」というスタイルをなぜ、GoogleやFacebook、楽天や北欧の企業などで広くが普及したかというと、
- 長時間座っていると死亡リスクが高くなる
- 立って作業すると脳の処理速度が上がり集中力も上がる
- 腰の負担軽減になる
- 姿勢がよくなる
- 肥満になりにくい
等ということが研究で分かったからだそうです。
長時間座っていると死亡リスクが高くなるのはなぜなのか?
なぜ、長時間座っていると死亡リスクが高くなるのか気になりますよね。
「セデンタリー・デス・シンドローム」という「座りすぎが死につながる」という言葉も作られました。
座り続けることによって、血行が悪くなるからということだそうです。血行が悪くなるということは、糖尿病や肥満、心・血管疾患などを引き起こします。それがこの言葉につながっているのですね。
これだけでも子供に何時間も座って勉強しなさいというのが怖くなってしまいますね…
立って作業をすると集中力が上がるのはなぜ?
アメリカの研究チームが行った研究で、立って作業すると脳の機能が向上することが明らかになったそうです。
立っている時には体重のバランス等をとらなくてはいけない為、少しストレスがかかります。その小さなストレスが認知能力を高めることが研究で明らかになりました。
また、「立つことが奨励される」教室で授業を受けた高校生が神経認知テストのスコアが向上したという研究結果があるそうです。
また、前頭葉の前側の領域にある前頭前皮質の活動が増加していることも確認されたとのこと。前頭前皮質の領域が大きい人はポジティブな考え方ができます。
また、座りすぎは喫煙並みに体に様々な疾患を起こすということです。
ずっと座っていると肥満になりやすく、姿勢が悪くなり腰痛になりやすい
言われてみると、そうだろうな。と思いますよね。座っているより立っている方がエネルギーが使われるし、姿勢もおのずと良くなります。
私は腰痛持ちなので、ずっと座っているとやはり腰が痛くなってきます。
今は、腰痛の方に良い椅子や姿勢が悪くならない椅子もたくさん売っていますが、立って仕事や勉強ができれば確かに問題ないですよね。
子供に立って勉強をさせてみたいと思った理由
上記のことから、子供たちにも立って勉強させてみたらどうだろう?と思い始めました。
家庭学習などちょっと長めにしていると、やはり集中力が落ちてきます。初めから集中力がない時もあります。
集中力がないと、勉強の効率もわるいですよね。時間もとてもかかってしまいます。
- 集中力を上げて欲しい
- 肥満になって欲しくない
- きれいな姿勢を保ってほしい!
歩きながら発想!これはiPhoneの生みの親スティーブジョブスも意識していたようです。
事あるごとにジョブスはウォーキングをしながら大事な話をしたようです。歩きながら大きな決断やアイデアを生み出していたのです。
この「歩きながら」という行動は歴史に名を残している有名人物にも多々見受けられます。画家や小説家、発明家、科学者などなど・・・
彼らは「歩きながら」世界を変えていったのではないでしょうか!
スタンディングワークがしたいけど、テーブルがない!
さて、では実践しよう!と思ったのですが、実際にしようと思うと丁度良い高さのテーブルがないことに気が付きます。
しかも、立つということは、家族それぞれ高さが違うので一人一人テーブルがいるではないか!とちょっと意気消沈。
でも、商品はスタンディングワーク用のテーブルはたくさん売られていました。
二宮金次郎ってすごいね!
立ち勉強と言えば…二宮金次郎ですよね!ということは二宮金次郎スタイルを実践すればよいのです。
部屋の中や家の中でする分には意外と問題なく可能なスタイルなのではないでしょうか。
歩きながら、声に出しながら暗記するととても頭に入るという話も聞きます。(京大出身のお笑い芸人である宇治原さんはぶつぶつ言いながら覚えたとか…)
じっと机に座っていると、眠気も出てきます。
デスクがない間は、歩きながら単語や歴史を覚えるなどの勉強法もありかもしれません。
あとがき
夫は昔、とにかく集中力が強化したいと、なんとかして集中力の時間を上げるために模索してたどり着いたのが立ち読み学習と歩きながら学習だったそうです。
その話を聞いてびっくり。すでに二宮金次郎スタイル(うちでは、NINOKIN STYLEと命名)をしていたとは…!
散歩が身体にいいというのは誰もが知っているし健康維持のために取り入れていますよね。
なのに、頭に良いと知っているのに積極的に取り入れてないように思えます。
都会では考えながら歩くと危険ということもネックにあるからかもしれません。ジョブスも考えながら歩いていて車に轢かれそうになったそうです。
安全な歩き読書ができる公園があったらいいのになーと思います。
積極的に散歩できる場所と読書の時間を確保したいですね!
最後まで読んで頂きありがとうございました。