- 小学生の夏休みの自由研究、毎年何にするか迷う!
- 低学年でも楽しめる自由研究のおすすめは?
- 時間や費用がかかり過ぎる自由研究は大変!
という方へ…
こんにちは!kikicoです。
毎年、夏休みの「自由研究」を何にするか、悩みませんか?
小学生の夏休みの宿題の中で「自由研究」って大きな課題です。
今まで長男・次男と合わせて9回分の自由研究がありましたが、色々と悩みに悩んで取り組んできました。
中にはとっても時間がかかり過ぎてしまい、夏休みの大半を費やしてしまったものも…。あんまり、時間がかかり過ぎてしまうものも考え物です。
でも色々と経験してきた結果、とっても内容も充実し時間もかかり過ぎず、本人もとてもたのしめる自由研究がありました。
それが、「標本」!
今回は、「標本」が自由研究にとても良かった理由を記事にしたいと思います。
「どんな自由研究をさせたら良いかな~?」と悩んでいる小学生をお持ちの親御さんはぜひ参考にしてみて下さいね。
自由研究ではないですが、去年は次男がツルツルピカピカのアルミ玉を作りました!
「標本」は自然にある好きなものを集めてコレクションするだけ!
なぜ、標本がオススメなのか。
色々理由があるので解説していきたいと思います。
子供は自然が大好き!好きなものを集めると楽しく前向きに取り組む。
「好きなもの」を集めるのってとても楽しいですよね!
「標本」は自分の興味にあった自然界にある「好きなもの」をとにかく集めることから始めます。
たとえば、「きれいな貝殻」「きれいな模様の石」「花」「実」「昆虫」「葉」など、なんでも標本になります。
- 私の町の植物コレクション~○○市~
- 夏の昆虫コレクション~〇〇山~
- ○○海岸の貝殻コレクション
- 綺麗な模様の石コレクション
など、テーマを決めて集めるのもオススメです。
そして何より子供は「自然」が大好きです。遊びながら楽しいという前向きな気持ちで自由研究をするという気持ちが学習にも大切だと思うのです。
そして、自分で探しあてたという達成感も味わうことができます。「全部、自分が見つけた!」という気持ちが前向きに自由研究の意欲を増してくれます。
一回きりで終わらずコレクションはずっと続けていくこともできますし、その分野にとても強くなります。
自由研究は「楽しんでする」を大切にすると、大変じゃない!
低学年でも標本は作ることができ、高学年なら本格的に取り組める
標本って難しそう…親としてサポートしてあげられるかな…?と思うかもしれませんが、心配いりません。
低学年なら、押し花、石、海で拾ったものなどならそのまま標本にできるのでオススメ!負担にならず楽しんで取り組めます。
また、高学年になりちょっと本格的に作りたいのなら、昆虫やドライフラワーの標本がオススメ!特に難しい薬剤など使わずに手軽にできます。
高学年なので採取したものについての詳しい説明や、採取場所、日時などをレポートとして付ければとても良い自由研究になります。
標本に必要なものは百均で揃う!費用はあまりかかりません。
標本って、特別な薬品などがいるんじゃない?と思うかもしれませんが実は費用も時間もそれほどかからないのがメリットなんです。
材料は百均でだいたい揃います。
うちの場合、標本箱、コルクボード、ラベルとすべて百均で揃えました。
下の標本箱はキャンドゥで買った入れ物です。
これはセリアのコルクボードです。上の箱に、このコルクボードを入れて標本箱にしました。
簡単なものなら1×4の木材で作れます!これも手作りすれば、なお自分で作った満足感が得れるかもしれませんね。
標本用のピンのみネットで購入。数が多いものはネットの方が良いかもしれませんね。
夏休みの家族イベントと併用できる
集めたものについて調べる時間と標本箱に並べて入れる時間だけなので、標本をつくるのには時間があまりかかりません。乾燥も時間を置けば良いし、あとは並べるだけです。
夏休みは何かとイベントも多いので、時間的にも費用的にも標本はオススメです。
夏休みだからこそ標本にむいている季節
まとまった時間が取れるのが夏休み!そして家族で山や海、川など出かける機会が多いのも夏休み。
夏は植物も豊富、昆虫もたくさんいます。海水浴ついでに貝殻も拾うことができます。
我が家で試した標本をご紹介!
我が家では実際に昆虫の標本を自由研究として提出しました。花の標本を作りたいのであれば押し花にしたり、ドライフラワーにすれば標本になりますよ。
では、参考までに我が家の標本をご紹介しますね。
蝶々の標本
うちの場合は、昆虫に興味があったので蝶々の標本を作りました。
これは去年、実際に夏休みの自由研究として提出した「蝶々の標本」です。
百均の箱を使用しています。これに名前、特長、採取した場所などを記入してシールを貼りました。
繰り返しになりますが、この蝶々の標本箱は、百均(キャンドゥ)の物です。底に、セリアで買ったコルクボードを箱の形に合わせて切ります。コルクボードに針を刺せば、標本箱の出来上がりです!
特別な薬品を使わなくても大丈夫です。防腐剤の代わりに乾燥剤は入れておきました。
昆虫の標本
昆虫好きな息子は、飼っていた昆虫が寿命を全うしたら最後に標本にしています。
ドライフラワー・押し花・ハーバリウムで花の標本をつくる
押し花やハーバリウムも標本になるので、花好きの子供たちにはオススメです。うちではドライフラワーを標本にしてみました。(※ドライフラワーの色を長期にわたって保存したい場合は、ハーバリウムや密閉した容器に乾燥剤を入れて保管すると良いでしょう)
この入れ物の百均(セリア)で購入したものです。
標本にするなら、名前、採取した日、採取した場所を忘れずメモしておきます。採取したものの名前が分からなければ、家に帰ってから忘れず調べておきましょう。
標本するならオススメの本「標本BOOK」
うちで標本をする際に参考にした本をご紹介しますね!
楽しんで作れる範囲での標本の作り方がのっているのでとってもおすすめです。
さとうかよこさんの「標本BOOK」がおすすめな理由は、標本の楽しみを全力で教えてくれるというところです。
標本って難しそう…という不安を払拭してくれてたのが、実はこの本なのです。
自由研究をサポートしてくれると思います。うちは図書館で借りていますが何度読んでも良いので購入予定です。
具体的な標本の仕方が色々載っているのはもちろん、身近なもので出来てしまうことがとてもよく分かります。標本箱や味のあるラベルの作り方なども載っています。
もし、標本するならこの本を参考にしてみてはいかがでしょうか?夏休みの自由研究のネタが見つかりますよ。
まだ読んだことはありませんが、こちらの本もとっても気になっています!
最後に
「集める」のって私も大好きで、つい時間を忘れていつまでも探してしまったりします。特に浜にいって綺麗な貝殻を集めるのが好きでした。秋には家族でリースを作るための木のみを集めに行きます。
息子たちは自分だけのコレクションとして集めたものを大事に部屋に飾っていたりするので、標本を楽しんでいるのだと思います。
せっかく自由研究として取り組むのなら、夢中になれて楽しめるものにしたいですよね。
自然が好きなら是非、自分でできる「標本」づくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んで頂きありがとうございました。