こんにちは!kikicoです。
健康茶コーナーでよく見かけるどくだみ茶。
皆さんは飲んだことありますか?
少し田舎に行けば、5月ごろになるとその辺でどくだみの花が咲いているのを見かけますよね。
そんなどくだみを使って、我が家ではどくだみ茶を手作りしています。というのも、どくだみはとても根が強く広がっていくので、困っている人も多いのです。
なので、遠慮なく頂けるわけなのです(笑)
今回は、夫のおばあ様から教えてもらった「シンプル自家製どくだみ茶」の作り方を紹介します。
冬にあったかいどくだみ茶を飲むとクセになります♪
参考になれば幸いです。
どくだみ茶の作り方
①白い花が咲いてる時期にどくだみを採取
花が咲いている時期が一番有効成分が強くなります。
花期は5月~7月くらいでそこそこ長いのですが、このタイミングを逃さないように採取してくださいね。
路地に生えている白い花をつけたどくだみは地面が砂利なので発育も緩やかです。
根っこごと引き抜いたどくだみは根っこをきんぴらにして食することができます。苦いけど・・
花の部分にもイソクエルシトリンという成分が含まれていて利尿効果があるそうなので、我が家は花も採取しています。
花の部分がお茶になると、このようになります。↓
②流水で綺麗に洗います
混ざった雑草や弱っている葉を取り除きます。
葉の裏に虫の卵などが付いていることもあります。その場合は葉っぱごと取り除いてくださいね。
水を張ったトロ舟でどくだみをジャブジャブ洗います。何が出てくるかわからないので、軍手の使用をおすすめます。
流水で洗いながら、細かくチェック!この作業が1番面倒です。
大量にどくだみを頂くことがあるのですが、半日この作業になります・・・
③どくだみを小分けにして干します
どくだみを輪ゴムで適当な束にして干します。
初めの頃は麻紐で雰囲気よくどくだみの根元を縛っていたのですが、今では超適当に輪ゴムでくくっておしまいです。
干せたらそれでいいのです。
風通しの良い軒下などで陰干しをします。
天気の良い日が続けば三日ぐらいでパリパリになります。雨などが続いて乾燥できない場合は1週間ぐらいで見切りをつけてフライパンで煎りましょう。
④干したどくだみを細かく切り刻みます
干して乾燥したどくだみをハサミでざっくりとカットします。
ここで細かく切らなくても、乾燥が進むことで手で揉んでもパリパリと細かくできるようになります。
⑤フライパンで煎ります
乾燥したどくだみを煎ることで、水気を完全に飛ばすこととどくだみ茶の風味と香りを増すことができます。
⑥どくだみ茶の完成です
どくだみ茶の保存方法
どくだみ茶の保存は乾燥した状態をキープすることにあります。
密閉できるタッパーなどに乾燥剤と一緒に入れて保存してくださいね。
我が家では一部ティーパックに入れて保存しています。使うときに手間が省けて良いですよ。
どくだみ茶の飲み方
どくだみ茶の煮だし時間はどれくらい?
良く煮だしして成分を出しましょう。
薬草を煮出しするときはホーロー鍋がお勧めです。
600㏄の水に4gのどくだみティーパックを入れます。
火をかけて10分から15分でOKです。沸騰したら弱火にしましょう。
これくらいの色でOKです。
出来上がりました!
一日の飲んでよい量はどれくらい?
煮出したお茶をそのまま置いておくのは良くないので、作った分はその日のうちに飲むようにしましょう。
1回に600㏄作り飲んでいますが、副作用は出ていませんよ。
どくだみ茶はノンカフェイン。飲みやすいお茶です。
作った自家製どくだみ茶を家族に飲んでもらっていますが、反応はまずまず!
小学生の息子たちも麦茶と同じような飲み方を普段からしています。ノンカフェインなので子供でも安心です。
夫の感想は、「草っぽくなくておいしいし、飲みやすい」とのこと。
少し甘めで苦みもあります。独特の香りがあり、好きな人は好きで飲めるお茶です。
カキドオシ茶、ゴボウ茶、ウコン茶、タラ茶なども我が家では作りますが、その中でもどくだみ茶は一番飲みやすいです。
大量に飲むと下痢などの症状がでてしまいますので、飲みすぎには注意しましょう。
また、どくだみには多くのカリウムが含まれています。
腎疾患のある人は、カリウムの摂取は控える必要があるので注意してください。
最後に
我が家では、どくだみ風呂に入ったりもしています^^他にどくだみ化粧水も作って使用しています。
夫と次男がアトピー体質なので良くどくだみ茶を飲むのですが、自然のものは効き目もかなり緩やかなので、アトピーが酷くなった時などは挫折しそうになります。
しかし、どくだみ茶は飲みやすいので効果ばかりを気にせず気長に飲んでいますよ!
今回紹介したのはどくだみのみのお茶ですが、夫のおばあ様はありとあらゆる葉っぱや実、皮、茎、根などをごちゃ混ぜにしブレンド茶に挑戦していたそうです。
手間は少しかかるけど失敗もなく簡単にできるのでどくだみが手に入る方は挑戦してみてはいかがでしょうか?一度作ってしまえば、しばらく飲むことができますよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
おまけ
我が家で使っているティーポットとコップはこちらです。
耐熱ガラスなので、お茶の色が見えて煮出し具合が分かるのでオススメです!
しかも、とっても丈夫。何回か落としてしまったのですが割れませんでした。我が家ではとても重宝しています。