- 子供が昆虫採集に行きたいと言ってるけど、どんなことに気を付けたらいい?
- 昆虫採集で持っていた方が良い道具って何?
という質問にお答えします。
こんにちは!kikicoです。
子供が昆虫採集に行きたいと言ってるけど、どうしよう…?どうしたらいいの?と思ったことありませんか?
特に夏は子供が「昆虫採集に行きたい!」という気持ちになる季節ですよね。
カブトムシやクワガタなどカッコいい虫たちがたくさんいますし、最近はカマキリ先生も流行っているので、虫好きの子供たちも増えてきましたね。
「虫を捕りに行こう!」などのイベントもよく開催されます。
でも、「虫をちゃんと捕まえられるのかな?」「どこに行けばいいの?」「捕まえた虫はどうすればいい?」「何を用意すればいいか知らない」
などと思って、なかなか腰が上がらない親御さんも多いのではないでしょうか?
でも、『せっかく好きになったなら好きをどんどん追いかけて欲しい』という気持ちもあり、色々調べたり虫取りを一緒に経験しました。
今回は今まで昆虫採集をしてきて、注意したい事、押さえておきたい点、おすすめの物などを紹介したいと思います。
もしかしたら、知ることによって重い腰も上がるかもしれません。
子供が虫好きになって、これから昆虫採集をはじめてみたい!という方の参考になれば幸いです。
揃えておきたい昆虫採集の基本の道具10選
初めて昆虫採集を始めるなら持っていたら良い基本的な道具9つご紹介したいと思います。基本的にはこれだけ揃っていれば十分昆虫採集を満喫できると思いますよ!
伸縮できる虫取り網
普通の虫取り網でも良いのですが、持つことが可能であれば軽量な「伸縮性の虫取り網」がオススメです。重さに気を付けて下さいね!
伸縮でき、網の部分が取り外しできるものは持ち運びがとても楽になります。さらに軽量だと嬉しいですね。
本格的な網もあり、更に上が目指せます!
虫かご、空き瓶、空きパックなど、チャック付きポリ袋
虫かごは用意しましょう。
でもいくつもの種類をとりたい時などに空きビンや空きパック、チャック付きポリ袋でも昆虫を捕まえておくことができますよ!
懐中電灯
何でも良いのですが、重くなくて小さくて、防水が子供には便利です。
ビニールテープ(壊れた時などの補修用)
補修しやすいので便利ですよ!ガムテープは太いで、使用用途的にも色々なシーンで応用が効きやすいのでビニールテープをオススメします。
例えば、虫かごが割れた時や、虫取り網の縁がちょっと破れてしまったときの補修などに便利です。
ダイソーなどの百均でも売っていますね(ただ、ちょっと粘着力が弱いかも…)
スコップ
土中の昆虫をさがしたり、トラップを仕掛ける時など便利です。採取した場所の土も持ち帰りたいですね。
これもダイソーやセリアなどの百均で売っています。
ひっかき棒(かき出し棒)
クワガタなどを見つけに行くときは便利なアイテムがこのひっかき棒。朽ちた木の中をほじくる感じです。
自転車のスポークなどで代用できます。また、針金のハンガーを加工して作ることもできます。
<自家製のハンガーを使用したひっかき棒(かき出し棒)がこちら!>
針金を曲げるだけなので、とっても簡単に作れます。
ハンガーをペンチで2か所切ります。
ルーペ
ルーペは小さい虫を観察するのに便利です。ルーペも百均で売ってますよ!
また、捕まえた昆虫にダニが付いていないかなどを確認するためにも使えたりします。
カッコいいルーペを持ってたらちょっとテンション上がりますね。
ピンセット
ピンセットは小さな虫をつまむのに便利です。土の中の虫をつかむのにも便利。
どんなものでも良いと思いますが、意外と便利なんです!
無地のマスキングテープ+油性マジック
マスキングテープはちょっとメモしたいときに便利です。昆虫採集の途中で昆虫名を貼ったり、採取した場所、日にちをメモして、ピッと貼れるので忘れずに済みます。
油性マジックが消えないので良いと思います。
ポイズンリムーバー
ポイズンリムーバー(毒取りアイテム)を持っていると良いですね。もしもムカデや蜂にアブなどに刺されたり噛まれたりしたときに毒抜きできます。
うちでは、百均のシリンジを使ったオリジナルポイズンリムーバーを使用しています。
レベルアップしたら欲しい便利な昆虫採集アイテム5選
上記の9点は基本的に持っていた方が良いものですが、ここでは昆虫採集に慣れてきたら持ちたい便利なアイテムを集めてみました。
ちょっと本格的な昆虫採集をしたいなという方へオススメのアイテム7選です。
カメラ
自然にいる昆虫の姿を撮影する為のカメラです。撮影した写真があると色々と後で使うことができます。
できれば防水のカメラが良いですね。ニコンのCOOLPIXは子供にカメラを持たせるには最適です!
こちらの記事も参考にしてみて下さい。
三角紙と三角紙ケース
三角紙は昆虫採集に慣れている方は、必ずと言っていいほど持っているアイテムです。
トンボや蝶などを取っておくことができる優れモノ。ちょっと本格的に昆虫採集を始めようと思うならまず欲しいアイテムですね。
三角紙ケース
三角紙ケースとは上記の三角紙を入れるケースです。昆虫採集に行く際、この入れ物に三角紙を入れて出かける方が多いです。
万能スコップ
スコップにもなり、ちょっとしたナイフ替わりにもなります。かたい植物などを切ることもできるし、普通にスコップにも使える便利な道具です。
うちでは万能スコップをベルトに装着して虫取りに行っています。雰囲気重視ですが、子供たちが喜ぶマストアイテムです(笑)
20徳ナイフ
持っていれば何かと便利な20徳ナイフ。20種類もの道具がコンパクトに収まっています。一つ持っていれば、何かの時にとても役に立ちますよ。
昆虫採集するなら注意すべき事・おさえたい事
危険回避を侮らないで!
昆虫採集って草むらや林の中に入っていくことがとても多いです。たくさん危険が潜んでいます。
なのでそのような場所へ行く際の、最低限知っておきたい、しておきたい基本的な事をまとめました。
でも、危険があることを知っていることが危険回避につながるので、是非覚えておいて欲しいです。
- 黒い服を着ていかない・帽子をかぶること
- 長袖・長ズボンを履く(定番ですがしっかり押さえて下さい)
- 虫よけスプレーをする
- カバンはリュックサックなど両手が自由になる鞄にする
- 危険な虫やヘビ、動物などを覚えておく(スズメバチ、マムシ、マダニ、イノシシ、シカ、サル、ムカデなど)
上記を補足しますね。
黒い服は虫(蜂やアブ、蚊)が寄ってくるのでNGです。気が付かないうちにマダニにかまれてしまうこともありますので、なるべく皮膚の露出を抑えましょう。
また、ムカデは苔をめくったら高確率で出ててくるので注意してください。
夜、昆虫を探しに行く場合はシカが道路に飛び出して来ることもあるので注意です。イノシシは気が付いたら目の前を横切ることもなども…。一瞬ですよ。
事前に動物の出没情報などの周辺情報を入れておきましょう!
昆虫に関する基礎知識を付けておくと捕まえやすい
昆虫採集に行く前に、基本的な昆虫に関する知識は付けておきましょう!その方が捕まえる確率がアップしますよ。
狙っている昆虫について
- よく出てくる時間帯
- 良く出る場所
- 何を食べているか
を抑えましょう
取りに行こうと思っている昆虫に関する基礎知識を付けておくことで、持っていく道具も変わってきたりします。
例えば蝉取りの場合だとミンミンゼミ、ツクツクホウシではとまっている木の高さが違ったりします。そうすると短い網では無理な場合も出てきますよね。
さらに捕獲率アップ!王道の木や植物の種類を覚えておこう
昆虫に関する基礎知識はもちろんですが、さらに捕獲率アップしたいのなら、目的の昆虫ご用達の木や植物の種類を覚えておくのが良いでしょう。
最後に
うちは田舎なので、外に出れば本当にたくさんの種類の昆虫に出会うことができます。
トンボや珍しい蝶々、準絶滅危惧種の昆虫もいます。
やみくもに捕獲して死んでしまわないように、大切に、命についても考えつつ、昆虫採集や観察をすることが大切だと子供たちに伝えています。
どんどん好きを突き詰めていってほしいですね!
虫好きデビューをしたら、是非昆虫採集に出かけてみて下さいね。採集した昆虫を標本にする楽しみなどもありますよ。
最後まで読んで頂きありがとうございました。