- エンボスヒーターを購入すべきか検討中
- エンボスヒーターはどんな時に使えるのか知りたい
- どれくらい時短になるか知りたい
という方へ
こんにちは!kikicoです。
最近は百均などで材料が簡単に手に入るということもあって、気軽にハンドメイドができて楽しめますよね。
ただ、作っていくうちにどうしても欲しくなったのが250℃の温風を出してくれる「エンボスヒーター」でした。
![](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2018/10/profile_icon2.jpg)
なくても済むかな…?と思ったのですが、購入したら「もっと早く買っておけば良かった!」と思う商品だったのでレビューしたいと思います。
エンボスヒーターの購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
清原のエンボスヒーターレビュー
こちらが清原のエンボスヒーターです。
![清原のエンボスヒーター](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater02.jpg)
![清原のエンボスヒーター](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater02.jpg)
見た目のシンプルなデザイン性、持った時の質感がとても良かったです。
![清原のエンボスヒーター中身](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater03.jpg)
![清原のエンボスヒーター中身](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater03.jpg)
可倒式スタンドが付いているので、送風口が熱い状態でも安心して置くことが出来ます。
![スタンドが付いている](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater04.jpg)
![スタンドが付いている](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater04.jpg)
コードが硬くないことも良い点でした。コードが柔らかいので取り回しは悪くなかったです。
温度調整は強(250℃)と弱(120℃)の2段階あります。
![温度調整](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater05.jpg)
![温度調整](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater05.jpg)
ドライヤーと比べると風口が細くなっているので集中的にあてることが出来ます。
![送風口](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater06.jpg)
![送風口](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater06.jpg)
実際に購入して半年ほど経ちますが、特に不便を感じた事もなく、思った範囲内の作業ができているので満足しています。
かなり高温(250℃)になるので火傷に注意です。素材によっては溶けちゃいますので、使う場所にも注意が必要です!
エンボスヒーターのおすすめの使い道
はじめにも書きましたが、購入した目的は「なるべく作業を短縮したい」という時短目的です。
創作においてドライヤーでは温風の温度が足りないのです。
- ドライヤーの平均的な温度…120℃前後
- 清原のエンボスヒーター…強の場合250℃
時間や手間をかければエンボスヒーターを使わなくても済むこともあるのですが、早く作業を進めたいので購入しました。
では具体的にどのように使っているか紹介していきます。
レジンの気泡取り
レジンは温まって柔らかくなると気泡が上がってきて消えます。
![](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2018/10/profile_icon2.jpg)
![](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2018/10/profile_icon2.jpg)
![](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2018/10/profile_icon2.jpg)
エンボスヒーターを使うと、下の写真くらいのレジンの大きさなら約5分くらいで気泡を飛ばすことが出来ました。(ダイソーで購入したレジンを使っています。)<気泡はわかりやすいようにわざと作っています>
![](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2018/10/profile_icon2.jpg)
![](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2018/10/profile_icon2.jpg)
![](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2018/10/profile_icon2.jpg)
![百均のレジン](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater07.jpg)
![百均のレジン](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater07.jpg)
シリコンの型にレジンを流し込んで、かなり気泡がある状態↓
![気泡が出ている状態](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater08.jpg)
![気泡が出ている状態](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater08.jpg)
エンボスヒーターを使って温めていきます。
![エンボスヒーターでレジンを温める](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater09.jpg)
![エンボスヒーターでレジンを温める](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater09.jpg)
途中で角や端に溜まった気泡を、爪楊枝を使って中心に持ってきて温めました。
![爪楊枝で気泡を集める](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater10.jpg)
![爪楊枝で気泡を集める](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater10.jpg)
約5分ほどで気泡をなくすことに成功!
![気泡が取れたレジン](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater11.jpg)
![気泡が取れたレジン](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater11.jpg)
出来上がったのがこちら。固めている間に風が吹いてしまい形が崩れてしまいましたが、中の気泡は綺麗に取れていました。
![固まったレジン](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater12.jpg)
![固まったレジン](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater12.jpg)
100均の「おゆまる」をお湯を使わず柔らかくする
100均で売っている「おゆまる」は型作りができるプラスチック粘土です。
80℃以上で柔らかくなります。通常は名前の通りお湯に入れて柔らかくして使うのですが…
お湯がすぐに冷めてしまう、お湯を使うのがめんどくさい…などの理由からエンボスヒーターを利用しています。
お湯を買える時間、用意する時間などの時間や手間をエンボスヒーターを使うことで省くことが出来ます。
「おゆまる」をエンボスヒーターを使って柔らかくしている所。だいたい5分くらいで柔らかくなりました。(6月の晴れの日)
![おゆまるを温めている所](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater13.jpg)
![おゆまるを温めている所](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater13.jpg)
柔らかくなったら型を取ります。何度も使えるのがいいですね!
![型をとる](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater14.jpg)
![型をとる](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater14.jpg)
型を取ったら冷えて固まるまで待ってからレジンを流し込みます。それがこちら。
![レジンをおゆまるに流し込む](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater15.jpg)
![レジンをおゆまるに流し込む](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater15.jpg)
レジンが固まったら出来上がりです。綺麗にできました!
![固まったレジン](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater16.jpg)
![固まったレジン](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater16.jpg)
プラ版をオーブントースターを使わずに加工する
プラ版をオーブントースターを使わずに仕上げるのに使用しています。
![](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2018/10/profile_icon2.jpg)
![](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2018/10/profile_icon2.jpg)
![](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2018/10/profile_icon2.jpg)
エンボスヒーターを使うと熱処理している過程が目視でき、微調整できるので変形しすぎるなどの失敗がとても減りましたよ。
プラバンに絵を描きます。
![プラバンに絵を描く](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater17.jpg)
![プラバンに絵を描く](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater17.jpg)
絵を描いたら縁を切り取ります。エンボスヒーターは風が出るので、押さえておかないとプラバンが飛んでしまいます。
なので、一つ穴パンチで穴をあけて爪楊枝で押さえながらエンボスヒーターをあてていきます。(一つ穴パンチはダイソーのもの)
![一つ穴パンチで穴をあけておく](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater18.jpg)
![一つ穴パンチで穴をあけておく](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater18.jpg)
![プラバンにエンボスヒーターをあてる](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater19.jpg)
![プラバンにエンボスヒーターをあてる](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater19.jpg)
![エンボスヒーターをあてている途中](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater20.jpg)
![エンボスヒーターをあてている途中](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater20.jpg)
![プラバンの出来上がり直前](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater21.jpg)
![プラバンの出来上がり直前](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater21.jpg)
出来たらすぐに押さえて(うちでは牛乳パックを使用しています)出来上がり!
![出来上がったプラバン](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater22.jpg)
![出来上がったプラバン](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/06/embossheater22.jpg)
水彩絵の具を早く乾かす
ドライヤーを使用していたのですが、口が狭いので狙ったところを乾燥させることが出来るのがとっても便利です。
その他の使い道
ここからは自己責任でお願いしたいお話になりますが…
うちでは車の修理としてエンボスヒーターを使う場合もあります。
板金できないので、パテでなんとかしたいけどヘコミが大きすぎる場合にエンボスヒーターを使っています。
箇所にもよりますが、柔らかい部分だとエンボスヒーターの温風をへこんでいる部分に当てるだけで「ポコっ」と直ったりします。
ただし塗装にダメージがあるかもしれないので自己責任でお願いします!
![](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2018/10/profile_icon2.jpg)
![](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2018/10/profile_icon2.jpg)
![](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2018/10/profile_icon2.jpg)
最後に
いかがだったでしょうか?
エンボスヒーター、購入して良かったです。そんなに頻繁に使うわけではないですが作業がとっても楽になりました。
![](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2018/10/profile_icon2.jpg)
![](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2018/10/profile_icon2.jpg)
![](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2018/10/profile_icon2.jpg)
3,000円弱で購入しましたが、温度も安定しており壊れる兆候も今のところないので良い買い物だったと思います。
長持ちしてくれると嬉しいです!
それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。
![](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/04/kidshandmade01-300x176.jpg)
![](https://rashikurashi.net/wp-content/uploads/2020/04/kidshandmade01-300x176.jpg)