- 「究極の計算」ってどんなアプリなのか知りたい
- 計算間違いが多い、苦手で困っている
- いろいろな計算方法を知りたい
- iPadを使った算数アプリを探している
という方へ
こんにちは!kikicoです。
皆さん、「Think!Think!」(シンクシンク)というアプリはご存じでしょうか?
「Think!Think!」思考力を伸ばす知育アプリとして累計100万ユーザーを突破したアプリです。
そんな「Think!Think!」を開発している「ワンダーラボ株式会社」さんから「究極の計算」というアプリが出たので、実際に小5次男と一緒に取り組んでみました。
「究極の計算」は計算を工夫する技を身け、簡単に問題を解く力を身につけることができるアプリです。
中学受験を考えている方はもちろん、そうでない場合でも、この「計算の技」が身についていることは、今後の算数・数学を学んでいく上でとてもプラスになると感じました。
それでは具体的に、どんなアプリなのかレビューしていきたいと思います!
実際にどんな感じのアプリなのか知りたい!気になるなぁ、という方の参考になれば幸いです。
「究極の計算」で鍛えられる力とは?どのような効果がある?
このアプリの特徴は
になります。
計算を簡単にするテクニックを「技」というわかりやすい形で7つ用意してくれています。
計算の工夫に特化したアプリになっているので、ここで習得する「技」をしっかり身につけるだけでこれから解いていくであろう様々な問題に利用することができるのです。
「究極の計算」で鍛えられる力は
- 計算を工夫する力・姿勢
- 計算の速さと正確さ
のこの2点!
小学生のうちから計算は工夫して解くものだ、ということが当たり前になるようになるアプリになっています。
今からしっかり取り組んでおくと、この先学年が上がっても計算も楽になりミスも減るという効果があるのは、とてもありがたいですね。
その他にアプリで学ぶことのメリットとして
- 何度でもチャレンジできる
- スピーディーに取り組める
ということが挙げられます。デジタルの強みですよね!
また、工夫して計算することはとても頭を使うので、子供だけでなく大人の脳トレアプリとしても良いかと思います。
「究極の計算」の具体的なコンテンツ内容は?
では具体的にどのようなアプリなのか、どんな内容なのか、気になりますよね。
実際にどのように進めていくのかをご紹介していきたいと思います。
計算というと「面白くないのでは…」「めんどくさいな…」と思いがちですが、そんなことはなく「技」を身につけるとゲーム感覚でどんどん進めることができます。
「究極の計算」とは…
キリの良い数を作り出して計算を楽にする「7つの技」を習得するアプリです。
実際の数字の計算というより、「この計算ではどの技を利用すればよいか」ということに瞬時に気づく力をつける仕組みになっています。
問題が正しければ、上の画像のように解説が出てきます。自分の計算方法が正しいか確認することができます。
技は全部で7つですが、ひとつひとつ習得していきます。↓
技を習得するためには、まずは自分で考えて解かなくてはなりません。↓
これがはじめは結構難しいのです。
でもわからなければ、ヒントを見ることができるので大丈夫!
解くことができれば「技」が獲得できて、解説が出てきます。
この解説が何より大切!!
ここをしっかり理解してから次に進みましょう!
このように習得した技を利用してどんどんステージをクリアしていきます。最終的に7つの技が習得できます。
アプリの流れはワンダーラボさんが出しているこちらの動画を見るとよくわかります
順番に7つの技を習得していくわけですが、この技を正しく利用しないと先へは進めません。
7つの技とは…(公式ページより抜粋)
- アジャスト…いったんキリの良い数を使って計算し、実際の式とのずれを後から調整する。
- バイファイブ…5の倍数と2の倍数を掛けるときは、5の倍数に2を掛け、2の倍数を2で割って計算する。
- ビッグスモール…一番小さい数と一番大きい数を足した後、式に出てくる数の個数を掛けて、2で割る。
- フュージョン…複数の掛け算のなかに共通の数があるなら、その数で掛け算をひとつにまとめて計算する。
- ベースライン…式に出てくる数をいったんきりのいい数(基準値)にそろえて計算した後、その数との差を調整する。
- メイクテン…計算して10の倍数になる2つの数から優先的に計算していく。
- プラマイナー…ある数の平方数から別の数の平方数を引いた値は、それぞれの数の和と差を掛けたものになる。
技だけ見ると、結構難しそう…と思うのではないでしょうか?
実際難しい部分も多々あるのですが、不思議なことに順番にクリアしていくと自然と解く力が身についていきます。
実際にアプリを使用してみた感想
ワンダーラボさんの「究極」シリーズは今回で3つ目なのですが、今回も相変わらずのBGMが良い!とっても心地よい音楽もこのシリーズの特徴になっていると思います。
そして実際に私も「究極の計算」に取り組んでみたのですが、「こんなアプリ欲しかった…!」と思えるアプリでした。
子供にすごく覚えてほしいテクニックがぎゅっとつまっていました。
ただ技を知らないと…結構難しかったです。どの技を使えば計算が簡単になるのか、いくつも問題をこなさないと私の場合なかなか身に付きませんでした。
正直に言うと、計算問題に取り組むわけですから「脳が疲れるなぁ」と気分が乗らないときにはアプリを立ち上げるの「やめておこうかな…」と思ってしまう時もありました(笑)
ただ一度取り組み始めてしまうと、どんどん楽しくなって進めたくなるゲーム感覚のアプリでした。
それでは、「究極の計算」に取り組んだ家族の感想を紹介したいと思います。参考にしてもらえれば幸いです。
小5次男が挑戦した感想
- 普通の計算とは違う解き方だったので、また新しい考え方が知れて面白かった。
- 技をしっかり覚えておかないと難しかったけど、技を覚えるためのはじめの問題が分かりやすかった。
- ヒントを使わないと初めの問題がわからないときもあったけど、解き方を見たら分かって、次の問題からサクサクと解けた。
- ゲームみたいで面白いので嫌にならない。技が気になるから全部覚えたい。
- 学校の勉強で使えたら使いたいな。
中2長男が挑戦した感想
- 初めのスキル(技)をゲットするのが難しい。でも、理解すればとても楽しくなる。
- 初めのスキルの説明をきちんと読まないと、その後使えなくなる。難易度的にはちゃんと説明を読んだらできる。コツをつかんだら解く速度がどんどん早くなって楽しい!(ただ、ミスをしてしまうが)
- これからももっとやりたい。続けてやれる。疲れてやめたいとは思わなかった。もっと次の問題やりたくなるという感じ。
- 日常的によく使うスキルが多いので、実用できそうなのがうれしい。
アラフィフ父が挑戦した感想
- どちらかというと計算パズル的なものは好きで得意なので、ゲーム的に物足りないものだろうと思って挑戦したが、なんてことはない。どっぷりはまりました。
- ただの計算方法というわけではなく、発想の展開に結び付く感じで「レベルアップした」という爽快感を味わえた。
- 毎度のことながらテンポも音楽も良かった。じっくり取り組むこともサクサクと解いていくことも両方兼ね備えていているインターフェイスが完成度が高く、素晴らしい。
- 解説を読んでから取り組むのではなく、一度考えあぐねいてから解術を知る喜びは、クイズを解いたような「アハ」があった。
- 頭を使うアプリなのでアプリのボタンを押すのに躊躇するが、一度起動してしまえばやめられない、止まらない魅力があるアプリだと思った。
「究極の計算」のコストパフォーマンスは?
「究極の計算」アプリは現在¥3,920円です。無料のアプリがたくさんある中で有料のアプリを購入するのに躊躇する方もたくさんおられるのではないでしょうか。
有料となると、本当にこのアプリは必要なのか、金額を支払っただけ効果を実感できるのか気になりますよね。
我が家の場合ですが、このアプリで一生使える7つの計算の工夫がすべて身につくことを考えるとコストパフォーマンスは悪くないと思いました。
うちは中学受験はしませんが、それでも今後「工夫して解く力」というのはずっと必要になってきます。
そのことを踏まえると今、ギュっとこの能力を身に着けることができるアプリがあるのは、とてもありがたいと感じました。
子供の学習に「どこに」「どれだけ」の予算を割くのかって本当に難しいですよね。このアプリに限らずですが、子供のために良い選択ができるようにしていきたいですね。
最後に
いかがだったでしょうか?
少し途中で壁にぶつかってしまうところがあるかもしれませんが、乗り越えればまたどんどん楽しくなってくるので、諦めずに頑張ってマスターしてほしいなぁと思いました。
子供だけでなく、大人の脳トレにもとっても良いアプリです。子供にはまだまだ負けられないので(笑)私も頑張って習得していきたいと思います。
ワンダーラボさんからは、この「究極の計算」の他にもアプリが出ているのでご紹介しますね。
どれも知育アプリとして、とってもおすすめです。記事にもしているので気になる方は読んでみてくださいね。
シンクシンクは無料なので、是非体験してみてください!
「究極の立体《展開》」「究極の立体《切断》」は有料ですが、中学受験を目指しているのなら間違いなくコストパフォーマンスの良いアプリだと思います。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!